DMCファンの複雑な胸中
2008/08/21 配信
コミックでじわじわと人気を集め、松山ケンイチ主演による映画化で一気にメジャーに躍り出た『デトロイト・メタル・シティ(DMC)』。
映画公開を目前に控える中、イベントやCDの発売などで世間を賑わし、さらに先日コミックの最新刊も発売されたこともあり、ブログへの書き込みは急上昇している。
【データは2008年8月13日15:24現在】
少し前までは、DMCというと、ゲームのデビルメイクライのことであったが、このところは、濃すぎるキャラクター設定と強力なプロモーション効果で、DMCといえば『デトロイト・メタル・シティ』というのが暗黙の了解になりつつある模様。
ブログを読んでいくと、最新刊を初めとするコミックの感想や映画公開に対する期待とともに、かなりの頻度で放送禁止用語が飛び交うDMCならではの複雑なファン心理が読み取れる。
- 電車で横に座ってた綺麗めのお姉さんが、読んでたマンガがDMCだった…。こんな人が読むんや、と、ちょっと驚いた。
- 実は漫画6巻と魔典を持って来たんだけど…電車の中で読んだら引かれるよね。笑
- でもなんとなく友人にもダンナにも「面白いから読んで!」とか勧められない…。面白いのに…。映画も観たいのに…。
テレビでのプロモーションだけ見ている人には分からないだろうが、コミックをすでに読んでいて内容を知っている人たちにとっては、あのDMCを女の人が読んでることだけで衝撃を受ける人がいるのも頷ける。また、密かにこれまでDMCのファンだった女性も、この人気を複雑な想いで受け止めている様子が伝わってくる。
また、DMCは主人公の根岸が本来目指している音楽のジャンルである懐かしの渋谷系と、なぜか結果的にデスメタルバンドのボーカルとして活躍してしまうギャップを描いた作品。音楽好きの関心も高く、今回の映画化に合わせてそれぞれのジャンルの曲が発表されているということもあり、ファンが想いを綴っている。
かつての渋谷系ファンたちは・・・
- DMCは子供には見せたくない作品(笑)ですが、渋谷系というジャンルが出てきた時をリアルに経験した身としては、すんごく面白い作品なんですよね。
- DMCではオサレミュージックとして「カジヒデキ的世界観」が大々的にフィーチャーされ、渋谷系盛況なる当時を知る人間の失笑を買っている
一方、メタルファンの反応は・・・
- 架空のグループだからってDMCというバンドを無視して作ったとしか考えられない。
- うーん、デスメタルじゃないです。
と、どちらも、それぞれ、コミックと音楽への愛ゆえ(?)、どう受け止めるべきか困惑している様子。
特に登場人物のデスメタルバンドが演奏している想定で作られたシングルCD「SATSUGAI」については、その歌詞の過激さゆえ思わぬところに影響を与えているらしい。
- カラオケでDMCの「SATSUGAI」入れたら、歌詞出ないんだよびっくり!「都合により歌詞は表示されません」だって。
- 「都合により歌詞の表示はいたしません」という字幕が出て、「ええっ!」と中腰で画面を眺めました。本人出演映像。歌がない背景で暴れるヨハネ・クラウザー二世(松山ケンイチ)……。
- どんな放送禁止用語も、カラオケになれば字幕になるもんだとタカをくくっていた私が愚かでした……。
CDは上位にランクインしているというのに、カラオケでは歌詞が表示できないというのは不思議な話だ。もしかしたら「カラオケで歌うためには歌詞を暗記しないと、クラウザーさんが許してくれない」という設定なのだろうか・・?
このように、映画公開前にして、すでにさまざまな形で波紋を呼んでいるDMC。
果たして映画を見たDMC信者たちの反応はいかに?これからの動向にますます注目だ。
(松永栄己)
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> フューチャーじゃなくてフィーチャー
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
投稿: kizasiジャーナル編集部 | 2008/08/25 (12:42)
フューチャーじゃなくてフィーチャー
投稿: | 2008/08/25 (12:30)
SATSUGAIのカラオケの歌詞ですが、JOYでは全部表示されてましたよ。
投稿: すめ | 2008/08/23 (10:40)