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バブル世代が大興奮!カノッサ復活

2008/10/27 配信

去る10月16日深夜、フジテレビで「カノッサ秋の特別講習 タイヤ幕藩体制と海外列強の展開」が放送された。

1990年~91年に、フジテレビの深夜時間帯に放送されていた番組「カノッサの屈辱」の、復活特別編である。
当時のフジテレビ深夜時間帯からは、「カルトQ」「やっぱり猫が好き」など、「深夜番組伝説」と語り継がれる多くの名番組が生まれており、「カノッサ」もそのひとつに数えられている。


「カノッサ」は、これまでにも特番として2回復活しており、2000年に「20世紀最終講座」、昨年には「バブルへGO!! SP」が放送されている。
今回の放送にあたっても、リアルタイムで「カノッサの屈辱」を見ていた30~40代のブロガーから、大きな反響があった。


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【データは2008年10月24日08:46】


  • 「オープニングからして懐かしかった。すべての感覚が18年前に戻る」
  • 「あたしの中のバブル名番組の一つだよ」
  • 「こんな番組が毎週放送されていたあの頃はすごい時代だったんだなぁ」

初めて「カノッサの屈辱」の世界に触れた「若い」視聴者層も少なからずいるが、一世を風靡した「あの手法」は、彼らのツボにもはまったようである。

  • 「番組のことを調べたら、90年代初頭に人気があった深夜番組だと判明」
  • 「20年近く前の番組なのに、超おもしろいです」

しかし、今回の「特別講習」、リアルカノッサ世代からは、非常に厳しい意見も出ている。

まずは「教授」の不在。仲谷昇氏が故人であると知りつつ、それでも「教授」を懐かしんでしまうのが、「カノッサ」ファンの心理なのだ。
もうひとつは「カノッサ」の面白さを支えていた「ホイチョイ・プロダクションズ」の名が、スタッフのクレジットに無かったこと。そのため、パロディとしての出来が今一歩だったのではないか、という指摘もあった。


さらに、視聴者にショックを与えたのは、今回の放送が、ミシュラン社とのタイアップ企画であったことだ。


フジテレビ公式サイトの番組ページからは、ミシュラン社の特設サイトにリンクが張られており、ミシュラン側でも「カノッサ」のコンテンツを掲載して、自社タイヤの宣伝につなげている。

  • 「『臭い』と思ってたら、タイアップしてやがったか・・・」
  • 「見てて宣伝臭がプンプンと漂ってきて、つまらなかった」
  • 「(タイアップだったために)パロディに毒の要素が薄かった」

「以前のカノッサは、あらゆる物、現象を褒め称えるようであり、けなしている微妙なところが良かったはず」という意見のとおり、パロディとは、あらゆる力から独立し、かつ手心を加えないからこそ、真に面白くなるものだ。そういう意味では、中途半端な「復活」だったかもしれない。


このように不満も見られるものの、ほとんどのエントリーは

  • ・今回は特番扱いだったけれども また復活してくれないかな」
  • 「また、こんな番組が復活して毎週放送して欲しいです」
  • 「なんとか定期的にやってくれんものか」

と、「カノッサ」の復活を願う声で結ばれている。


現在のマスコミでは、通販番組などをはじめ、さまざまなメディアを駆使したタイアップが当たり前になっている。その一方で、視聴者は「番組としての純粋な魅力」や「自由な風刺精神」の復活を、知らずに求めだしたのではないだろうか。


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