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どうなる!? ワークシェアリング導入

2009/01/21 配信

雇用問題の解決策として議論を呼ぶワークシェアリングの話題が根強い。

ワークシェアリングとは、1人ずつが働く時間を減らし、仕事もお給料も相応にわかち合うという制度のこと。ひとりでも多くの人に職を与えようという雇用対策にはよいかもしれないが、給料を減らされるかもしれない立場に立たされる会社員からは先行きを不安視する切実な声が聞こえてくる。


090121worksharing
【データは2009年1月20日 16:00現在】

ワークシェアリングは先日も日本経団連の会長が選択肢の一つとして言及。一般企業でも大手電機メーカーの子会社などで導入が開始されたようだ。
先進国ではオランダやドイツなどで大規模に導入されているというこの制度。日本でも定着するのだろうか? ブログでは、実施に関しての賛成・反対意見が割れている。


  • 「この言葉を人件費の削減に利用しているような気がします」
  • 「企業の言うワークシェアリング、うさん臭さがふんぷん」
  • 「長時間労働のまま、給与だけ下がることも考えられる」

など、“給料を下げるための口実として使われるのではないか?”という疑問のほか、


  • 「一人でやった方が効率が良い場合もあるので、良いとは一概に言えない」
  • 「製造業や単純作業では行えても、営業や企画の仕事では、ありえない」

と、システムそのものに対する懐疑的な声もちらほら。制度の導入には多くの人の生活がかかっている。「やりましょう」「はい、わかりました」と、簡単に受け入れるわけにはいかないようだ。もちろん、


  • 「雇用維持のために、ワークシェアリングを採用する企業が出て来たことは、評価したい」
  • 「人員削減は反対だが、ワークシェアはやむを得ない」

と、雇用確保の手段として導入する必要があるのではないか、という意見もある。

そして賛成・反対といった意見以前に「すでに勤務先の会社が導入開始・検討し始めた」という報告も。


  • 「うちの会社もワークシェアリングがはじまります。お金使ってられないことはわかるんで」
  • 「暫定的に適用になったせいで、しばらくは19時までに撤収せざるを得ない」
  • 「ワークシェアリング導入で、週休3日状態になる」

経営の方針で、実地される以上は受け入れなければいけない状況にあることを理解しながらも、勤務・給与体系が変わることに戸惑う声が目立つ。
しかし、問題意識を投げかけるばかりではなく、導入を見越して、ポジティブなアクションに結びつける意見も見られた。

  • 「実現すると副業に費やす時間が十分持てて歓迎だ 」
  • 「空いた時間にアルバイトして、普段と違う世界を見てくるのもいいかなとか思う」

仕事に費やす時間が減ればその分空いた時間を有効活用できる。その時間を活用して、本業以外に価値観を見出そうというのだ。

  • 「ワークシェアリングでサラリーマンは貧しくなるが、その分多くの者が生きていける」
  • 「ワークシェアリングを取り入れないとやっていけないことに、国民は気づきはじめたと思う」

このように、中長期的に見て日本に根付かせていかなければいけない制度だ、という声もある。いずれにせよ、「ワークシェアリング」に関心が集まりそうな状況はまだまだ続きそう。ただ、多くの人にとって安定した雇用と給料を手にしていたいというのが本音のはず。
こと景気に関しては暗いニュースばかりが流れているが、早いとこ、景気回復への糸口を掴みたいものである。

(井上晶夫)


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