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「年越し派遣村」が象徴するものとは?

2009/01/07 配信

この年末年始の話題の中で、ことさら昨今の経済状況の厳しさを象徴したのが「年越し派遣村」。

メディアでの露出の多さもありブログ上でも話題にされ、新年らしい言葉の並ぶ1月1日のランキングに入った。


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【データは、きざしランキングアーカイブ「2009年1月1日」】


都心の日比谷公園に4,500人規模の「派遣切り」被害者が集まっている現実に、

  • 「いま一番気になるのは派遣村の人たち。お正月なのに、この寒空でつらいよね」
  • 「住む所を急に失うってのはキツイよね。もし自分だったらと思うと…」

など、お正月ののどかな雰囲気だからこそ余計に際立つ過酷な状況を、重く受け止めるコメントが目立った。

  • 「日比谷公園に行ってみたが、これが日本の首都の正月風景でいいのか」
  • 「近くに用事があったので、厳しい社会情勢をこの目で見てみようと派遣村へ」

と、この現実を目にすること自体を衝撃的に受け止めるブロガーがいる一方で、

  • 「日比谷に毛布とカンパを持っていきました」
  • 「友達と一緒に、カンパと使い捨てカイロと軍手の差し入れをしました」

と自ら支援に動いたブロガーによる報告もあった。


こうしたブログから見えてくるのは、経済状況の悪化が具体的に体感されるようになった日本社会の閉塞感、それに対して「自分にも何かできることはないか」と考え行動に移す人々の動き。
対して政府の動きには雇用問題の根本的な解決策が一向に見えてこないことから、

  • 「給付金2兆円ばらまいてる場合じゃないでしょ~雇用対策に使え~」
  • 「派遣切りというモトから絶たなきゃダメ!」

といった批判が多く見られる。


100年に一度という危機的状況の中迎えた2009年を象徴する存在として多く語られた「年越し派遣村」は5日、閉村した。

  • 「もともと年越しが困難な人を助ける活動は全国で行われている」
  • 「困っているのは日比谷に集まっている人だけじゃないと思うが」

といった指摘もあるが、今後も語り継がれる言葉になりそうだ。


(夏目昌)


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人事総務部-ブログ&リンク集-

厚生労働省による史上最大の“派遣切り”

◆厚生労働省の横暴か暴挙か・・

 厚生労働省が派遣会社の許可制度見直しを決めました(3/26)。労働者派遣法改正案が未成立の現段階で、何の議論も無しに人材派遣会社を廃業へ追い込む暴挙というほかありません。この制度見直しが今秋から実施されたなら、派遣労働者は雇用を奪取され、今後2年以内に約200万人以上の「派遣切り」が現実のものとなります。そして、人材派遣会社のほぼ90%は廃業に追いやられるという非常事態を招くことになるのです。

◆人材派遣会社を潰すつもりか

◆廃業に追い込まれる人材派遣会社

◆人事総務部ブログ&リンク集
 http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/

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