お役所パワー全開!防犯戦隊フリコマン
2009/03/19 配信
時代劇ファンも気になる「侍戦隊シンケンジャー」や子どもに隊員ジャケットを
せがまれる「炎神戦隊ゴーオンジャー」など、最近の戦隊ヒーローモノは何かと大人も巻き込む展開になっているが、東京の下町・葛飾に新たなる戦隊ヒーローが現れた。その名も「防犯戦隊フリコマン」!被害が減ることのない振り込め詐欺から大人を守るべく葛飾署内に立ち上がった、悪=犯罪と戦う警察集団だ。公式サイトによると昨年の11月から活動し、現在では振り込め詐欺撲滅のためだけでなく広く防犯活動をしているらしいが、2月13日の年金支給日に新小岩駅前で行われた振り込め詐欺防止キャンペーンがメディアで紹介されたことを受け、ブログ上でも大人たちの話題になった。
【データは2009年3月15日22時30分現在】
- 「爆笑!なに、このネーミングセンス!」
- 「振り込め詐欺なんか許さんぞ!というのは確かにカッコイイけれど"振り込まん"というネーミングはいかがなものか」
- 「おやじギャグのようなヒーロー誕生」
など、まずはベタなネーミングに突っ込むコメントの数々。「こち亀」の両さんで有名な葛飾署だけに、突っ込まれながらも受け入れられるのかと思いきや
- 「葛飾署、税金でなにやってんの~」
- 「公務員がウケねらいでやることって、ちょっとズレれるのよね…」
と、厳しい納税者的視線からのコメントも目立つ。「なんだかお祭りムードですが、とにかく被害が減るといいですね」という正論で語られると、「笑いをとる」というフリコマンの理念が哀しくうつる。
ただ実際のイベントの様子や公式サイトを見ると突っ込みどころ満載で、それなりに作りこまれていることを認識したブロガーからのコメントは
- 「こういう企画って、誰が提出して誰が認可してるんでしょうね?お堅い警察でこの企画が通るっていったい」
- 「ついに警察もこの路線、オタク第一世代が世の中を動かす時代になったということだね」
などと、企画が生まれるに至ったプロセスにまで及んでいる。
確かに、全国各地でも生まれている「ご当地レンジャー」と同じようで根本的に違うのが「警察が税金を使ってやっている」ということ。「得意技が口座凍結」だったり、額には「ふ」の字がついていたりと愛すべきキャラクターなだけに、ここは温かい目で今後のフリコマンの活躍を見守っていきたいところ。そして何よりも問題なのは、さまざまな対策を打っても打っても減る気配のない振り込め詐欺被害。卑劣な詐欺行為の被害がなくなるその日まで、お役所パワー全開!で悪と戦ってほしい。
(夏目昌)
■公式サイト
・葛飾署フリコマン
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