ブログから、話題を知る、きざしを見つける

ますますパワーアップ?アラカン世代

2009/05/26 配信

年代を示す用語としてすっかりお馴染みとなった「アラサー」「アラフォー」・・・そして「アラカン(アラ還)」。

昔は嵐勘十郎という役者をそう呼んだらしいが、今は「アラウンド還暦」の略としてブログでもじわじわ書き込みが増えている。


090526around60
【データは2009年5月22日10時15分現在】

アラカンよりも若い世代のブロガーたちの目には「アラカン」=「元気」なイメージに映っているようだ。


  • 大勢のアラカンオジサンが、アリーナ総立ちで手を振り上げて盛り上がっている
  • ジムを一番盛り上げてるのはアラカンの皆さま。ジム内どこでも常に口を開いて元気

など、身近な場所でパワフル&エネルギッシュに過ごすアラカンを目撃し、


  • アクティブな60代と話をするとおもしろい。話題が豊富でいつも前向き
  • 授業にはアラカンっぽい人もいて、何かを始めるのに年齢は関係ないって思いました
  • 洗顔3回、恐るべしの肌の美しさ。とてもおばあちゃんには見えません

と、イキイキしている姿に触れ「カッコイイ」と憧れたり、活力や希望を得ている人も多い。また、


  • 始めてまだ3年というアラカンのシニアモデルに感動
  • アラカン世代のネイルが周りで流行ってます

など、若者にも関心が高い領域のビジネスも、アクティブな層を対象に広がりを見せている。
今までも「シニア」「団塊」と言われる世代から様々な刺激を受けてきたはずだが、
「アラカン」という言葉がお目見えしたことで世代間の垣根が低まり、親近感を持ってシニアに注目する若世代が増えるかもしれない。

さて、肝心の「アラカン」を名乗るご当人たちのブログを拝読すると、
じっくり冷静に世の中を見つめながら、穏やかに流れる時間を謳歌している人が多く、


  • 薔薇は五分咲きが姿も薫もいい!人はアラカンがいい!!!
  • 『いかに逝くか』より、やっぱり『今、いかにイキイキと生きるか』だなぁ

と、青春真っ只中の横溢なマインドで日々活動しておられる。が、ブログからはもう一つの顔を垣間見ることができる。


  • 元気に振る舞うも、心の奥底では体力や病気や事故への不安を持っているのである
  • まだ若いと思う気持ちとは裏腹に、自分の本当の年齢と向き会わねばならないのだ
  • アラカンに引きずる恋なし四月尽 〜ときめく思いには全く無縁となりました

これもホンネだろうと思える先々への不安や、重ねる年齢への哀愁を感じさせる内容も切々と綴られており、
哀楽が表裏一体する心境の中で、前向きに奮起する気合いが伝わってくる。

しかし、ブログを書いているアラカンはシニア人口ベースで見ればほんの一握りなはず。
実際はネットとは無縁であったり、内向的であったり、時間をもてあましている人たちも数多いようだ。
元気なシニアが増える一方で、「パワフル・イキイキ軸」での二極化が進んでゆくかもしれない。


(高宮真琴)




■関連記事
織田裕二×福山雅治、40代男の魅力って?
「ケミカルウォッシュ」がいま最先端?
森光子は憧れのおばあちゃん?


■kizasi.jpでみる
最新の「アラカン」

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

最近の記事
モバイル版 kizasiジャーナル

左のQRコードを読み取るとモバイル版(http://journal.kizasi.jp
/archives.html)にアクセスできます。

© kizasi Company, Inc. All Rights Reserved.