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「ノルウェイの森」、このキャスティングはあり!?

2009/05/21 配信

 ベトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督が映画化に臨む「ノルウェイの森」。

870万部以上を売り上げる村上春樹のベストセラー小説は、多くの読者にとって特別な存在感を持った作品であるだけに、映画化については複雑な想いを抱いた人も少なくなかった様子。続々とキャストが発表される中、再びブログ上で賛否両論の意見が巻き起こっている。


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【データは2009年5月19日12時50分現在】

「ノルウェイの森」の語り手は、僕(ワタナベ)。ワタナベには、演技派として高い評価を得ている松山ケンイチがキャスティングされている。このキャスティングについては、


  • ワタナベを演じるのは松山ケンイチさんなんですね。ああ、なるほど、と思った!
  • 少々ナルシストな空気感があって気になるけど、まあ、よしとしよう!
  • 二宮和也の演じるワタナベも観てみたかったなぁ

と、比較的好評な様子。
だが、ヒロインの直子に関しては


  • 菊池凛子ですか…。演技派っていうのはわかるけど、少々存在感が強すぎ?
  • 直子は、もっと真面目そうな正当派美人がいいような…。でも、菊池凛子さんは演技派なので期待持てそう

など、意見が分かれていた。
新たに緑役としてキャスティングされた水原希子には、


  • 透明感があって、期待が持てそう。素敵なモデルさんですね
  • 本格的な演技は初めてらしいけど、逆に素朴な存在感を見せてくれそう

といった期待値の高い書き込みが多数見受けられた。
「ノルウェイの森」は、映画化すること自体が、


  • 私にとっての大切なものが壊れてしまわないか、期待半分、不安半分です…
  • 文学のままでそっとしておいてほしかったというのが本音です。映画は観ないことにします

というような意見が少なくないデリケートな作品。
原作ファンの期待を一身に背負う覚悟で映画化に挑戦するトラン監督の意気込みにも並々ならぬものがあるだろう。
完成度が高ければ高いほど、熱心なファンがついていればいるほど、他のメディアで展開するのは難しいものだ。
筆者もできれば、映画化はしないままでいいのでは、と思っているクチだ。しかし同時に、完成がこれほど待ち遠しい作品もめずらしい。



(井上晶夫)




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コメント

福田浩司

年末読みました。1969年頃の混濁した空気は好きなんだけどおいしい思いばかりしている主人公には思い入れできません。でも性描写はリアルで映画的な小説ですね。性生活だけが人生じゃあないがその悲しみには共感。感傷以上哲学未満の読後感。

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