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人生を狂わせる飲酒運転

2009/06/07 配信

2009年6月1日、飲酒運転に関する道路交通法の一部が改正、施行された。

改正前と比べて、改正後は一層の厳罰化が盛り込まれている。


飲酒運転には「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」があり、基本的にはアルコール検知器などで呼吸に含まれるアルコール濃度を調べて判断する。単位は 「mg(ミリグラム)」で、数字が大きいほど「酔っている」状態ということだ。ただし「酒酔い運転」は、運転者が正常に歩けるかといった内容で総合的に判 断される。


改正後の概要は以下の通り。
「(改正前)→(改正後)」で示す。




■酒酔い運転
・違反点数:25点 → 35点
・処分内容:免許取消(改正前後で同じ)
・欠格/停止期間:2年 → 3年


■酒気帯び運転(0.25mg以上)
・違反点数:13点 → 25点
・処分内容:免許停止 → 免許取消
・欠格/停止期間:90日 → 2年


■酒気帯び運転(0.15mg以上0.25mg未満)
・違反点数:6点 → 13点
・処分内容:免許停止 → 免許取消
・欠格/停止期間:30日 → 90日




そのほか、酒酔い運転には「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」、酒気帯び運転には「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」が科せられる。


さらに、酒酔い運転/酒気帯び運転で交通事故を起こし、相手にケガをさせる、死亡させる、ひき逃げといった場合では、より重い処分となる。悪質な場合には「危険運転致死傷罪」(刑法第208条の2)が適用され、最長で20年の懲役だ。


覚えておきたいのは、飲酒運転をしたドライバー本人だけでなく、同乗者、車両の提供者、お酒の提供者にも、ドライバー本人とほぼ同じ行政処分(免許取消など)と罰金/懲役が科せられることだ。2輪や3輪のバイクも飲酒運転の対象となる。


前置きが長くなったが、このテーマはブログでも活発に語られている。


090607alchol
【データは2009年6月5日12時40分】


  • 飲酒運転厳罰化の流れは仕方ないし、賛成
  • 飲酒運転は再犯率も高いって言うからね。厳罰化は妥当でしょう
  • 被害者を出さないために取り締まりも強化してほしい

などと、ほとんどの人が飲酒運転の厳罰化には賛成、納得といった意見だ。

一方で、法改正の周知が弱いという疑問を感じている人も多い。


  • もっと広く伝わるように宣伝(?)を徹底しないと
  • 飲み屋で働いてますが、今回の改正を知らないお客さんが多いことに驚いてます
  • 知らなかったじゃ済まないけど、知らずに捕まった人は悲惨だよなぁ…
  • 酒を飲ませた人や一緒に乗っていた人も捕まるのは、いまでも知らない人が多い

また、飲酒運転は、地方(言い方は悪いが田舎)に行くほど、統計的に多くなるようだ。地方都市のブロガーからは、


  • 飲みに行きづらくなるなぁ
  • 飲み屋の売上げ落ちて地元経済停滞か?
  • 運転代行とかタクシーを使うのに割り引きや補助金が欲しいよね

といった声も。
筆者も車なしでは生活がままならない田舎の出身なので、こうした実態はよく理解できる。飲酒運転を黙認するような空気は良く ないが、ブロガーの意見にあった運転代行やタクシーの割引制度などは、地方自治の施策として考える余地があると思う(公平性や財源といった議論はひとまず 置いておいて)。


飲酒運転は自分の人生だけでなく、家族や周囲の人生をも狂わす。
免許の停止/取消、罰金のダメージは大きく、ましてや事故を起こして加害者になると、その罪の重さは計り知れない。
くれぐれも、飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、である。


(林利明)



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コメント

lufthafe

いまだに酒を飲んでることが 理解できないのですが。20歳代は相当 飲んでました。 さすがに 人生ごまかしてることに気がついたのと やりたいことがあっても お酒をのんでるとできない。勉強もしてないことに気がつく ビールの空き缶とか たまって これじゃいけないと 思って そっこうやめました。そのおかげで 家を買えたり バラ色の人生になりました。 いいかげん 気づけよ。 アメリカじゃ 水麻薬ってよばれてるんだよ。 酒飲んで失敗しない人って いるのかね。

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