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【ブログトレンドウォッチ】弁当箱・水筒売り場のヒントを探ってみた

2009/07/28 配信

「ブログで話題の出来事をマーケティングの側面から見るブログトレンドウォッチ」
弁当箱ユーザー・水筒ユーザーの不満から、売り場のヒントが見えてきた!?


節約志向や健康志向が引き金となり、百貨店やホームセンターなどでは、どれを買おうか迷うほど品揃え豊富な「お弁当箱」「水筒」売り場が定着している。


優れた機能を持つ商品が続々登場したり、マメな水分補給が必要な季節とあって、弁当男子や水筒男子に限らず、売り場は多くの人たちで賑わいを見せている。 販売促進の視点から見れば、この集客機会を活かし、プラスαのお買い上げで売り上げアップを狙いたいところ。


そこで、店頭でお目当ての弁当箱や水筒以外の商品も手に取っていただくためのヒントを探るべく、 実際に弁当箱や水筒を「買った」「欲しい」と書いているブログを抽出し、「弁当箱」「水筒」と共に語っている商品を調べてみた。


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【ブログクチコミサーチ BY Kizasiを使用】


それぞれの「機能・タイプ」や、持ち運びを含め利用全般に彩りを持たす「周辺商品」のほか、「中に入れるもの」に関する品々が挙げられていた。 「買った」「欲しい」という購入ニーズに連鎖して語られるこれらの商品は、売り場で目についたら購入する確率が高いと考察できる。


食料品である「中味」を買うために人々は弁当箱売り場には足を運ばないが、おにぎり、卵焼き、お茶など、定番の中味を家庭で作るための道具にはニーズがあるだろう。 既にこうした売り場工夫を施している店も多いと思われるが、 弁当箱や水筒を選択購入する際に、「作る・詰める」「食べる・飲む」「持ち運ぶ」シーンを想定したグッズの効果的な提供で、売り上げアップも見込めそうだ。


ところで、弁当箱と共に語られている動詞を分類してみると、「買う」「作る・詰める」「食べる・飲む」「持って行く(運ぶ)」の他に、もう一つ、割合こそ微少であるが「洗う」工程についても語られていることが分かった。


「作る・詰める」「食べる・飲む」「持ち運ぶ」シーンに関しては購入ニーズを探ることで、関連する商品へのヒントが見えてきたが、
「洗う」工程については顕在化してこなかった。そこで、それぞれの工程で語られていることを調べてみたところ、形容詞において下図のような特徴が見られた。


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【ブログクチコミサーチ BY Kizasiを使用】

「買う」「作る・詰める」「食べる・飲む」工程ではほとんど語られていないネガティブワードが、「洗う」段階になると弁当箱は19%、水筒は11%と出現。具体的には「面倒」や「臭い」「汚い」などで、こうした不満は弁当・水筒習慣の脱落者を増やしてしまう可能性もある。


新しい弁当箱や水筒を買う際、お手入れの煩わしさは念頭から姿を消しがちで、その後、実際に使っていく中で気付くことが多い。


売り場では、トータル的な使用シーンがイメージでき、長くキレイに使いたい気分をあくまでもポジティブに盛り上げる、 例えば、全工程に関係するグッズの抱き合わせなどの売り方も得策かもしれない。


ただし、店頭で「お手入れ」にネガティブな印象を強めてしまうと購入意向を沈静化させてしまう可能性もあるので、ご注意を。


(高宮真琴)





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