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で、どのマイケル本を買えばいいわけ…!?

2009/09/19 配信

 マイケル・ジャクソンがこの世を去った2009年6月25日以降、マイケルに関連する出版物が数多く刊行されている。

“キング・オブ・ポップ”、“史上最も成功したエンターテイナー”などと称され、栄光のすべてを手に入れたマイケル。しかしその影の部分では奇妙な噂も数多くささやかれ、人物像は謎のヴェールに包まれていた。



データは2009年9月17日19時00分】

出版物の豊富な点数は、マイケルにいかに多くの人が興味を持っていたかを示している。しかし、これだけ数が出ているなら玉石混合なのも仕方がない。数々のマイケル本のなかで彼をもっとも深く知ることができるのは、いったいどの本なのだろうか。


まず、最近出版された本で評価が高いのは、『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』(西寺郷太著/ビジネス社)。小学生の頃からマイケルファンだったというノーナ・リーヴスのシンガー、西寺郷太による渾身の一冊で、内容の密度に絶賛の声が集まっている。


    ・マイケルを中心に関連人物たちへの記述も多く、立体的にうまく描かれている。
    ・資料が豊富で読み応えがあります。
    ・ストーリー構成や読みやすさがすばらしい。マイケル本の決定版だと思います。


また、2008年末に、マイケルの余命はあと半年と予言したジャーナリスト、イアン・ハルバリンの著書もなかなか好評のようだ。


    ・性的虐待疑惑絡みの話がかなり細かく書いてあります。
    ・のぞき趣味を感じさせる本。純粋なマイケルファンは読まないほうがいいかもね。
    ・ゴシップ系の視点がやや強いのが気になります。情報のソースも不十分かな。


一方、評価が低いのは、「マイケル・ジャクソン 栄光と悲劇のキング・オブ・ポップ」(別冊宝島社)。


    ・マイケルのことをよく知らない人が書いてるとしか思えない内容。
    ・悲しくてため息がでます。Wikipediaのマイケルの項目を読んでいるほうがまだマシ。


また、雑誌の特集記事では、「現代思想」の「総特集=マイケル・ジャクソン」と、「Newsweek」の「マイケル・ジャクソンよ、永遠に」の評判が悪いようだった。


愛をもって、詳細なデータをもとに、マイケル・ジャクソンについて語れたかどうかが、どうやら評価の分かれ目になっているみたい。
ゴシップニュースで流れたあいまいな噂をそのまま鵜呑みにして、いいかげんに書き綴った本はかんばしくない評価を受けたようだ。


さらに、写真集にも善し悪しがあるようで、「ライフ誌特別編集 マイケル・ジャクソン追悼」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、


    ・「愛」のある編集ぶりがすばらしい。愛蔵版にふさわしい一冊だと思います!
    ・LIFE誌のジャーナリズムに対する意識の高さを感じた。やっつけ仕事じゃできない内容。


と高評価であるのに対し、「緊急報道写真集 Michael Jackson 1958-2009」(講談社)は、


    ・緊急だかなんだか知りませんが、内容が薄すぎてびっくり。買うんじゃなかった。
    ・搬送されて行くマイケルの遺体をヘリから写した写真を掲載しても、ファンはうれしくありません。


など、酷評されていた。

同じテーマを扱った本が多数出版されると、本の善し悪しがよくわかる。出版不況ばかりが注目される昨今だが、出版社にも良書を作る努力の姿勢を求めたいものである。



(イノウエアキオ)



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