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日本酒、CM攻勢でブームになるか? 

2009/10/06 配信

「今夜は鍋にしようか」なんて寒い夜も増え、食の趣向がシフトするこの季節、お酒の方もそろそろ秋冬モードに。

今年は、「菊正宗」と「大関」の“懐かし新しい”TVCMをきっかけに日本酒が気になっている人も多いのでは?


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【データは2009年10月2日23時30分現在】


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【データは2009年10月2日23時30分現在】


「菊正宗」のCMでは、西田佐知子が“やっぱり俺は~キクマサムネ~”と歌った「初めての街で」を、ジェロがカバーしている。
オリジナルからのカバーは昭和50年以来、34年ぶりとのこと。また、「大関(のものも純米)」では、“酒は大関 心意気”でお馴染み、女性に傘を渡し、自分は濡れながら走り去る田宮二郎のCMを、稲垣吾郎が忠実に再現している。これもまた昭和46年(38年前)にオンエアされたCMのリバイバル版である。両CMについて、ブログでは「懐かしい!!」と感極まるコメントも多いが、

  • 「吾郎ちゃんは日本酒ってイメージよりやっぱ、ワインが似合うと思う」
  • 「稲垣吾郎のCMは、違和感をおぼえる」
  • 「ジェロは嫌いじゃないけど違うんだよな」
  • 「西田佐知子バージョンの方が、酒が飲みたくなる感じがしましたよね」

など、タレントのイメージと合致しないという意見や、オリジナルバージョンのイメージと合致しないという意見も少なくない。
だが、タレントのイメージはさておき、オリジナルのイメージが崩せないほど人々の心に深く刻まれていたCMだったということが、リバイバル版のオンエアによって再確認でき、企業にとっては自信と希望につながる好機になったのではないだろうか。


ところで、「菊正宗」は今年、創業350年、「大関」は2年後に300年を迎える。この節目を機に、CMにも「伝統を守りながらも新しいことに挑戦する…」(菊正宗)、「原点への回帰」(大関)といった思いを込めているようだ。そんなメッセージはブロガーたちにも伝わっているのか、

  • 「懐かしさと新しさの融合!!こいつは面白い」(菊正宗)
  • 「西田佐知子バージョン=昭和に対し、ジェロバージョン=平成をイメージします」
  • 「吾郎ちゃんが演じることで、何かが現代風になっているね」

など、リアルタイムでオリジナルバージョンを見ていたであろう人も、そうでない人も、時代の移り変わりを感じ取っているようだ。
恐らくこうしたCMは、変わらぬ信念と進化する品質の先に、日本酒の未来がある、というこれからの日本酒のイメージを築き上げる礎にもなっていくのではないだろうか。


菊正宗や大関以外にも、「白鶴(まる)」のCMでは、氷川きよしが「えんや~まる」と美声を響かせるなど、日本酒消費量の低迷に歯止めをかけたい企業のCM攻勢は続く。

  • 「吾郎ちゃんを起用して下さったスポンサーさんには大感謝です。明日はのものもを買ってきます」
  • 「あまりお酒は飲まない方ですが少しくらいは、きよし君と同じ味を試したいかな」

もちろん、吾郎ちゃんやきよし君のファンたちが買ってくれるのは嬉しいことだが、実際、アルコール離れしている若者には、どれだけ日本酒の魅力が伝わるだろう。
清酒の業界も、内食志向を追い風に巻き返しをはかり、夏のハイボールブームからのバトンをゲットしたいところだ。


(高宮真琴)




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