アニメ「東のエデン」の劇場版が徐々に姿を現す
2009/11/16 配信
テレビでは全11話が放送されたが、当初から続編となる劇場版の存在が明らかにされていた。劇場版は前編と後編に分かれ、前編の「東のエデン 劇場版I The King of Eden」は2009年11月28日より公開、後編の「東のエデン 劇場版II Paradise Lost」は2010年1月9日より公開の予定だ。
東のエデンに関するブログの推移を見てみると、テレビ放送の開始直後にブログ数が急上昇し、若干の沈静化を経て最終回後に再び増加。以降は継続的に語られている。
【データは2009年11月15日10時00分】
物語の内容や設定はけっこう深いが、ごくごく簡単に紹介しておく。
・日本にミサイルテロが発生(死者なし)
・「日本を正しい方向に導く」任務を強制された12人の救世主(セレソン)が選ばれる
・セレソンには特殊な携帯電話が与えられ、その携帯電話には100億円の電子マネーがチャージされている
・セレソンは100億円の電子マネーを自由に使い、任務を遂行していく
・任務に対して不誠実と判断されたセレソンは殺される
・主人公は記憶を失ったセレソンの「滝沢 朗(たきざわ あきら)」、ヒロインは「森美 咲(もりみ さき)」、この2人を軸に物語が進む
と、こんな感じなのだが、放送開始直後のブログと最終回直後のブログに見る、感想の落差が大きい。
放送開始直後だと、
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・東のエデンがおもしろい!これは続けて見なければ
・第1話って伏線だらけ?、たぶん。厚みのある展開に期待
・話が複雑そうだなぁ。最後まできちんと描き切ってほしい
ストーリーに期待を寄せる声や、シンプルに「おもしろい」という声が多かった。
また、キャラクター原案を手がけたマンガ家の羽海野チカ氏に触れたブログも目立った。羽海野チカ氏の代表作としては、実写の映画やテレビドラマにもなった「ハチミツとクローバー」などがあり、人気の高さが伺える。
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・羽海野さんの絵はかわいくて好き
・さすがに原案そのままではないけど、アニメでも雰囲気があってよい
・アニメの内容とキャラクターにすごく合ってると思います
一方で最終回の後のブログでは、
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・最初から「劇場版ありき」な終わり方だったなぁ
・ストーリー展開が強引じゃない?もっと深いテーマのはずなのに
・セレソンは全員登場せずか……
・内容的に全11話は無理があった。全26話くらいでじっくり作ってほしかった
などと、テレビ版の全11話ではもの足りないという声や、せっかくの内容を生かし切れていないという感想が目に付いた。もっとも、多くのブロガーは、「テレビ版+劇場版」で完結という思惑(?)を理解しているようだ。
劇場版に関しても、
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・絶対に見に行く。制作側の思うツボだけどな(笑)
・劇場版が楽しみ。これからテレビ版を見直して復習します
・しっかりした終わり方に期待。劇場版の後編まで頑張って我慢しよう
期待の高さが伝わってくる。
「テレビ版+劇場版」の手法は賛否両論だと思うが、制作費や営業収支が非常に厳しいアニメ業界だけに、1つのモデルケースになるかもしれない。こうした業界の事情はさておき、ファンが望むのは、やっぱりクオリティに尽きる。2010年1月、東のエデンには一体どんな結末が待っているのだろう。
(林利明)
■関連情報

(C)東のエデン製作委員会/イラスト:羽海野チカ
・11月28日(土)より「東のエデン 劇場版Ⅰ The King of Eden」
・2010年1月9日(土)より「東のエデン 劇場版Ⅱ Paradise Lost 」
テアトル新宿、テアトルダイヤ、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて
全国順次ロードショー
配給:アスミック・エース
公式HP:http://www.juiz.jp
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