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人気衰えず!最近の「詰め放題」事情 

2009/11/03 配信

スーパーなどで人気の「詰め放題」。野菜、果物、菓子などの食品や、タオル、食器などの生活用品が定番だが、詰める物や業態の多様化で、
ますます活況を呈しているようだ。

ブログの書き込み数も、正月に盛況だった“詰め放題ができる福袋”の話題以来、ふたたび9月頃から増加の兆しが見られる。



【データは2009年10月30日11時50分現在】

最近は、定価販売するにはちょっと難がある「ワケあり」や「規格外」商品の値引き販売が浸透し、こういった品々を詰め放題で販売する企画も増えてきたように思える。
信玄餅で有名な「桔梗屋」(山梨県)で以前から実施されているアウトレット菓子の詰め放題なども有名で、ネット上でも話題になっている。

こうした社会的な背景もある中、ブログでは、長引く不況によって、節約の腕を磨き上げた人たちが奮闘する姿が如実に綴られている。


    「普段はあまり値下がりしない玉葱・人参に的を絞る」
    「ビニール伸ばしすぎて破けたり汗だくで頑張っている」


しかし、詰め放題の真の醍醐味は、節約よりも、


    「沢山入らなくても このワクワクが楽しいのです」
    「正直そんな好きな食べ物じゃないけど、やり遂げた達成感が好きなだけ」
    「ほどんどチョコ食べないのに、旦那と競争するため行ってきました」


と、いかに隙間を少なくし、商品をたくさん入れるかのゲーム感覚と達成感を味わえるところにありそうだ。この達成感は、


    「あ〜〜〜すっきりした。もう今日思い残すことはありません」
    「楽しく詰め放題をさせてもらってストレス解消できました」
    「みかんの詰め放題に熱くなり、なんとなく充実した1日でした」


と、一日の終わりまで余韻として続き、「喜んでる子供達を見ると、詰め放題を頑張った甲斐があったな〜と私も嬉しい」など、何かイイコトしたな的な気分にも結びついている様子。そのせいだろうか?詰めまくった戦果を周囲にお裾分けしている人も少なくない。

詰めるとハッピーになれて、詰めてきた物は周囲とのコミュニケーションツールにもなる、ご近所に配られれば企業側にとっては広告にもなる。詰め放題って、単に“お得”なだけでは済まされないスゴイ企画なのかもしれない。


そんな詰め放題にハマる人たちの心理を上手く活かしたビジネスも、最近よく見かけるようになってきた。例えば、クリーニングに出したい衣類を規定の 袋に詰めるだけ詰めて一定料金というクリーニングサービスや、ネット上で詰め放題の買い物ができる「ツメコム(Tsume.com)」というサイトだ。
これらを利用したブロガーたちからは、


    「ドキドキワクワクとっても楽しみながらお買い物できました」(ツメコム)
    「気になるもの全てをクリーニングに出せて気分爽快!」(クリーニング)
    「詰めた品、20点ですって。満足だけど、頑張ればまだ入ったかも」(クリーニング)


など、詰め放題に欠かせない喜びのツボがコメントされており、満足度も高い。今後も工夫次第で大発展が期待できそうな詰め放題。ハマリすぎたブロガーの中には、

「今じゃ、スカスカで出してあるゴミ袋を見ると、もっと詰められるのに!もったいない!と思うようになりました」

なんて強者も見られたが、誰もが持っている「もっと入るかも」という『欲望』をヒトが失わない限り、詰め放題ビジネスの未来は明るい!のかもしれない。



(高宮真琴)



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