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マニアも初心者も…傍聴の現場09

2009/12/23 配信

司法の大変革と言われ導入前から話題になっていた裁判員制度も、8月に初めての裁判員裁判がはじまってから判決を終えた法廷が100を越えた。


当初は裁判の経緯や裁判員の会見が詳細に報じられるなど露出が多かったが、最近ではメディアでの扱いも小さくなってきた。ただ「傍聴マニア09」(日本テレビ系)で連続ドラマの題材になるなど、傍聴という形でも裁判が身近に感じられるようになってきたようだ。



【データは2009年12月20日22時40分】


もちろん裁判員制度が始まる前から傍聴は可能で傍聴記録ブログも以前から多く存在したが、ここにきて「初めて傍聴した」というコメントも多く見られるようになった。

    ・当たったらラッキーぐらいの気持ちで裁判所の抽選へ
    ・友人に誘われて、裁判の傍聴へ。民事も刑事もたくさんやってて、とりあえず適当にチョイス!
    ・県内初の裁判員裁判が始まったので、傍聴に行こうと思ったら人が多くて抽選に外れた〜

など用意周到派からブラリと出かける人まで裁判所までの道のりは様々ながら、法廷に一歩足を踏み入れたブロガーによる裁判所内の描写はとってもリアル。

    ・裁判官も言い間違いする場面もあり、それほど緊張感がないものだった
    ・休憩時間にトイレに行くと裁判長が隣で普通に用を足していて、なんかフシギな感じ
    ・弁護人がえらく個性的でジャケットの下はヨレヨレのTシャツ、そしてまさかのサンダル!

など表面的な印象だけでなく
・腰縄手錠姿で現れた被告人の姿は少しショッキング…

    ・最後に裁判長が被告人に語りかけた言葉に感動!
    ・家族が涙ながらに証言してるのに、検事キビシー…裁判見てると悪いことできなくなる…

と“人が裁かれる場”の緊張感が伝わってくる。裁判員としてその場に関わる可能性のある今、裁判の傍聴が「大人の社会見学」的なイベントで終わっていないことが伝わってくるコメントも目立つ。

傍聴といえば行政刷新会議の傍聴席がにぎわっていた様子も記憶に新しいが、裁判も政治も一般人が自分の目と耳で確かめた様子をブログでリアルに発信する時代。

    ・友人に裁判は「点」で見ても分からないと言われた、ひとつの裁判を最初から見ないと理解できない
    ・どんな表情で被告人を見つめるのか、裁判員の様子を見てみたい。
    ・必殺仕分け人の会議も傍聴したけど、現場に立ち会ってる感じが新鮮、まじめに聞いてしまった

裁判員裁判や事業仕分け会議が報道陣の殺到する特別なものでなくなったとき、「傍聴」という言葉のイメージも変わっていくのかもしれない。

(夏目昌)



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