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捕鯨について、どう思う?

2010/01/16 配信

1月6日南極海にて、日本の捕鯨調査船が反捕鯨団体「シーシェパード」に妨害行為を受けた。そして調査船「第2昭南丸」とシーシェパードの抗議船「アディ・ギル号」は衝突。その結果「アディ・ギル号」は大破する。
この報道をきっかけに、ブログ上では「シーシェパード」というキーワードが急上昇。


【データは2009年1月12日18時20分】

kizasiでその内容を調べてみると……。

    ・抗議するなら正しい方法とれよ。シーシェパード危ね〜。
    ・自爆テロと同じでしょ。許されるわけがない。
    ・兵器の準備まであるそうな。完全にやり過ぎ。むかつく。

といった、怒りのコメントが圧倒的多数を占めている。
しかしこういった感情をよそにシーシェパード側は「第2昭南丸が故意にぶつかってきた」と主張。さらに「これはクジラを救う戦争である」とコメントした。

日本政府は彼らの妨害行為に対し「極めて遺憾なことだ」と述べた上で、抗議船の船籍国であるニュージーランド政府に厳重抗議を行ったことを発表したが、もちろんブロガーたちの怒りは治まる様子もなく、

    ・日本政府は甘すぎる。人が殺されても「遺憾」って言うだけなんじゃん?
    ・二度とこんなことが起こらない方法を考えてほしい。
    ・日本の文化を日本人が守らなくてどうする!

といった言葉で、対応が緩い日本政府への不信感を示した。

このように、今回、物理的な接触により激化した「捕鯨問題」。では、1960年代の後半から現代にかけて長く問題視されている「捕鯨」そのものに対して、どんな意見が語られているのだろうか。

    ・調査捕鯨と捕鯨にそれほど違いがないような……。
    ・クジラ食わんでも生きていけるから、獲らなくてもいいと思う。
    ・減ってきてるんだったら、増やす努力もしないとね。

といった否定的なコメントも中にはあるが、

    ・頭がいい動物だから捕獲するな、って考え方はかなり乱暴。
    ・捕鯨してる国が捕鯨を反対してるとか、矛盾だらけの問題。
    ・そもそも国の文化にケチつけるな。

など、やはり基本的には肯定するものがかなりの数を占めていた。
日本以外にもロシア、ノルウェー、アイスランドなど、34カ国もの捕鯨推進国がある現在。否定派の意見も考慮しながら、世界中の人が納得できるルールが決まればよいなと、綺麗ごとを言いたくなってしまう微妙な問題だ。

(山葉のぶゆき/effect)

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コメント

akaisuisei

鯨は80種類もいるからねえ。
ほとんどの鯨が絶滅の心配がないといえば、まあ安心できるかもしれないのですが、問題は。鯨の大部分がハクジラ…イルカの類で、あまり美味しくありません。
1時は減少したものの、そこそこ増えたマッコウクジラに至っては油が蝋質で機械油としては優秀な反面、肉はそのまま食べると消化不良に陥るという代物で、これを食べる民族はごく限られている、またこういう肉だから欧米は捨ててたのだ(最も数年間捕鯨の漁で船出しており、冷蔵技術もないので肉は持ち帰れないという事情もある)。

肉が美味しいヒゲクジラは僅か十数種類。
増えている、といえば安心できるでしょうが、過去に減りすぎたので、過去の生息数にははるかに及んでいません。
唯一、南極のクロミンククジラは増えた、といえば聞こえがいいのですが、現在は増加は停止しています、増加開始が1930年代、捕鯨開始が1970年、捕鯨終了が1988年。
保護して増えた、というわけではない点が伺えます。

まあ、滅ぼさない程度にとればいいんですよ。
もっとも、そうして得られた鯨肉が過去に遠く及ばない量でしょうが、それは仕方がありません覆水は盆に帰らないのです。

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