ブログから、話題を知る、きざしを見つける

読書したくなるテレビ?

2010/01/27 配信

2010年は国民読書年、文字・活字文化推進機構なる財団法人が本や読書に関する様々な活動を推進するらしい。

各種メディアでの「コトバダイブしよう。」という広告やキャッチフレーズ「じゃあ、読もう。」の展開など、“政官民協力のもと国をあげての動き”でありながらブログ上では「知ってた?」というニュアンスで語られることが多い。


【データは2010年1月24日16時20分】


    ・電車の中の広告で初めて知ったけど、いささか余計なお節介?
    ・それは無理な話でしょー本屋に行っても人がいるのは雑誌コーナーぐらいだし
    ・本好きにとって国民読書年なんてのは関係ないけどねー本は友達!

など、コメントにはブロガーと「本」との距離感による温度差が感じられる。ただ

    ・せっかくだから年間100冊を目標にがんばる!
    ・国民読書年ということで、正月休み4冊読んでみた〜
    ・少し丁寧に本を読む暮らしをしたいと思った

という前向きな決意表明も目に付くので、やはりこの手の正攻法キャンペーンは「打てば響く」効果もある模様。

そんななか「本」と対極にあるとも言えるテレビのバラエティ界から変化球、見れば読書したくなることを狙ったかのような番組が国民読書年早々放送された。1月7日放送の「小悪魔ドクショ」(日本テレビ系)、放映翌日のkizasiランキングで瞬間風速的に1位の話題になった。

    ・番組に触発されて、ものすごーく本が読みたい衝動にかられてマス
    ・あまりにも有名だけど実はちゃんと読んだことがない作品、がぜん興味がわいた〜
    ・何気に勉強になった!本屋さん行きたくなった!



【データは2010年1月8日22時50分】

MCとして栗山千明・中村獅童・田村淳(ロンドンブーツ1号2号)が図書館スタッフに扮し、「人間失格」「みだれ髪」といった純文学の名作から「恋の勝ち組」になるためのテクニックを学ぶという構成。豪華キャストによる再現ドラマもあって、放送直後から若いブロガーを中心に幅広いコメントが寄せられていた。

    ・本読みのための番組って皆無に近いなか、ありそうでなかったマニアックな番組
    ・今までにない斬新な番組だと思いました〜面白かった!
    ・りょうさんのパンクな与謝野晶子はじめVTRキャストが豪華だし、演出もかっこよかった
    ・衣装とメイクが可愛いくて、なんか番組自体の世界観が好きだった

など番組構成を細かく評価するコメントや「またやってほし〜」「レギュラー化しないのかな?」という声も目立ち、テレビ番組としての評価も高い模様。番組で紹介される恋愛テクニックを参考にして“小悪魔”を目指すもよし、純文学ドクショに挑戦するもよし…読書のキッカケになるようなバラエティ番組、メディアミックスの新しい形かもしれない。

(夏目昌)

■関連記事
マンガ大賞、あの作品がノミネート…!?
2009年度、本屋大賞の行方は...!?
「ノルウェイの森」、このキャスティングはあり!?
86歳の女子高生?「ぱーぷる」の正体
芸人本、じゃんじゃん発売!



■kizasi.jpでみる
・最新の「小悪魔ドクショ」

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

最近の記事
モバイル版 kizasiジャーナル

左のQRコードを読み取るとモバイル版(http://journal.kizasi.jp
/archives.html)にアクセスできます。

© kizasi Company, Inc. All Rights Reserved.